御簾納節子のカメラに趣味して

こんにちは。御簾納節子です。最近カメラ趣味に始めてみました。思っていたよりも奥が深くいろいろと学べるカメラの魅力をお伝えできるようにブログを書いていきます。

旅写真の撮り方

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こんにちは。御簾納節子です。

御簾納節子は一応、主婦のため、そうそう旅行に行くことはありませんが、それでも何とかお財布と時間のやりくりをしてちょっとした小旅行を楽しんでいます。そしてカメラを始めてからその旅行に新しい楽しみができた、というか旅行の楽しみ方が変わったといってよいでしょう。旅行の際は旅写真なるものを撮るようになり、その記録が溜まってきています。カメラを始める前まで旅行の写真というと友人や夫と写した集合写真や訪れた場所の風景写真ばかりで、その風景写真も観光地の風景を精一杯できるだけ多くフレームに入れました、とにかく何でもかんでも写真を撮りましたといった風な写真ばかりだったのです。しかしカメラを趣味にしてから旅写真はずいぶん趣が変わったものになってきています。

 

例えば神社やお寺など歴史のある建物のある場所を訪れると、どうしても欲張りになってしまい、歴史のある建物を全体をフレームの中におさめようとしてしまいがちです。しかし歴史のある建物は、建物全体に荘厳な雰囲気や威厳のようなものがあるだけでなく、そのパーツひとつひとつも歴史を感じさせてくれます。そのため、御簾納節子はあえて被写体深度に拘らない写真も撮るようにしています。例えば灯篭ひとつとっても趣のあるものですから、灯篭が並んでいる風景を撮ってみたりしているのです。その際、灯篭全体にピントを合わせてもよいのですが、ひとつの灯篭にピントを合わせ、ほかをぼかしてみると、焦点があっている部分だけに視点が集まり遠近感がでるため奥行のある写真にすることができます。歴史のある建物全体を写真に収めることはもちろんしますが、写真に全部納めるといった欲張りをなくして、パーツにも目を向けるようにすると面白いものです。そしてそんな旅写真の方が記憶によく残っているというのは御簾納節子だけではないと思いますがいかがでしょう。

 

風景を撮るときも全体を撮影してしまうと、ぼやけた写真になりがちです。風景の中には必ずといってよいほどアクセントになる地形があります。そのアクセントになるものに焦点をあわせたり、そのアクセントになるものをズーム撮影すると写真が力強くなると同時に、旅の記憶を呼び覚ましやすい写真になります。なおアクセントになるものをズームにして撮影するにもバランスはありますから、その点は移動しながらこれというポイントを探してみましょう。また自然の風景と取るとき御簾納節子が工夫するのは人工物がある場合は、風景の中に人工物を入れるということです。例えば山の風景が美しいからといって山のアップばかり撮っていては、単なる山の写真になってしまいます。しかし民家などの人工物をあえて写真のフレームの中にいれると、その土地の風景を撮った感じになって旅写真となるのです。

それでは。御簾納節子でした。