記念写真を失敗しないためには
こんにちは。御簾納節子です。
記念写真というとフォトスタジオで撮影するものというイメージを持っている人は多いでしょう。御簾納節子も記念の写真というと成人式などのイメージが強くて、カメラを趣味にする以前は記念写真はフォトスタジオで、プロのカメラマンに撮ってもらうという考え方でした。そのため滅多に記念写真を撮ることがなく、成人式や結婚など、今までの人生の中で記念写真と呼べるものは数枚程度です。しかし、旅行に行ったり、何かいいことがあったり、記念日というのは意外にもあるものです。カメラを趣味としてからそんなプチ記念日に写真を撮るようになっています。
記念という以上、特別な一枚、今自分が撮ることができる最もよい写真にしたいという気持ちがあります。そこで人物を対象にするときに御簾納節子が注意しているのがシンプルな背景を選ぶということです。背景がにぎやかな感じだと人物よりも背景の方に目が行ってしまいます。そのため野外の撮影でも室内の撮影でも背景はシンプルな場所を選ぶようにしています。背景がシンプルであれば中心の人物の顔立ち、メイク、洋服が映えて記念の一枚らしい写真になります。
旅行先での記念の一枚などの場合、周囲の風景はもちろん、時には高い建物をフレームにおさめたいという時もあるでしょう。その場合は広角レンズを使うと建物をフレームの中におさめることができます。背景だけでなく、幾人か写真の中に入れる場合は記念の写真のピンポケなどがあってはいけませんから全員にピントをわせることも大事です。記念の写真はアングルも注意しましょう。人物を撮る場合は正面や下からでは顔がはっきりしないため、斜め上から撮るようにすると顔をはっきりさせることができます。
野外で記念写真を撮るときに御簾納節子が工夫するのが季節感を出すということです。例えば野外では住宅地でも季節の花を見かけます。その花をフレームにおさめることで、いつ撮った写真なのか季節を感じることができる写真になります。ただし、花は何といっても写真を華やかにしてくれますから、記念の写真も風景ならば花の焦点をあてて撮ってもいいでしょう。しかし人物の写真の場合、背景に花をいれてそのまま撮影してしまうと、人物が花に負けてしまう場合があります。そんなとき利用するのが明るいレンズです。明るいレンズを使って背景ぼけの写真にすると季節感とそして人物に焦点を当てた記念写真らしい写真を作ることができます。
それでは。御簾納節子でした。