御簾納節子のカメラに趣味して

こんにちは。御簾納節子です。最近カメラ趣味に始めてみました。思っていたよりも奥が深くいろいろと学べるカメラの魅力をお伝えできるようにブログを書いていきます。

逆光、順光、斜光のメリットとデメリット

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こんにちは。御簾納節子です。

写真を撮るときには見た人にどのような印象を与えたかを考えることが大事といわれています。そしてこんな写真がとりたい、あんな写真が撮りたいと思ったときに目的を適えるために必要なことは被写体に対する光の当て方だといいます。

同じ被写体でも光の当て方によって色合いも、そして印象もずいぶんと変わるものです。御簾納節子もスタンドライトを利用して光の当て方が変わると写真がどのように変わるのか試したことがありますが、陰影の濃さ、写真の明るさなど、スタンドライトの光の当て方で被写体の印象は大きく変わります。光を意識することで写真のスキルがぐっとあがるといわれていますから、御簾納節子も実地で試しながら、光の種類や特徴について学ぶようにしています。

 

光には逆光、順光、斜光の三種類があり、それぞれに写真撮影においてメリットとデメリットがあります。逆光とは被写体の後ろから光が当たっている状態で、写真においては被写体が黒くなってしまうことから通常NGといわれる光の種類です。しかし逆光はプラスの補正を行うことによって被写体の暗さを調整することができます。逆光では輪郭以外が影になるためシルエットを浮かびあがらせることができますし、光が強くない分、柔らかい印象を与える写真を撮ることができます。また被写体が人物の場合、レフ版を使って顔に強くない光を当てることによって肌をきれいに撮ることができるのです。逆光のデメリットといえばレフ板の用意が必要ということでしょうか。逆光というと写真にはNGというイメージを持つ人が多いと思いますが、レフ板を使えば逆光のデメリットもメリットにすることができます。

 

順光は被写体に正面から光が当たっていることです。そのため色や質感がはっきりとした写真を撮ることができます。また被写体に正面から光が当たっているため、明るい写真になります。しかし一方で、被写体に正面から光が当たっているため、光が強いと色が飛んでしまいます。色を飛ばした写真はそれはそれで面白いのですが、飛んでしまった色は、写真加工祖父よとなどを誓っても補正することが難しくなるため、注意が必要です。そのような理由から順光は写真を撮る上で、最も扱いが難しい光の種類だといわれています。中でも人物写真では順光だと人物が眩しい顔つきになってしまうため、人物写真には避けることが多いようです。

 

斜光とは被写体に前方斜めから光が当たることです。丁度よい感じに陰影を表現することができるため、自然な感じの写真や綺麗に写真を撮りたい場合に使われます。ただしこの斜光にもデメリットはあって、斜光は光の反対側に影ができて写真に立体感を与えてしまいます。風景やテーブルフォトなどの写真の場合はよいのですが、人物写真の場合、影が強くなりすぎると顔の皺などが目立ってしまうため、女性を撮る場合にはポジションを工夫するなどして影を調整する必要があります。

それでは。御簾納節子でした。